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金沢旅行をレンタサイクルで楽しみたい!
実際に観光地を巡った感想を教えて!
天気が良い日はレンタサイクルを使って金沢の観光スポットを巡りたいですよね。
実際にレンタサイクル『まちのり』に乗って、一日中金沢の見所を堪能してきましたので、自転車で金沢を駆け回りたい方は、ぜひ参考にしてください。
※2024年4月にこのコースを巡りました。
9:00 「金沢駅」近くの提携窓口で『まちのり 1日パス』を購入
世界でもっとも美しい駅のひとつに選出されたことのある「金沢駅」からスタート。
この日は雲ひとつない晴天で、象徴的な「鼓門(つづみもん)」と、ガラスの「もてなしドーム」が太陽にキレイに照らされていました。
「金沢駅」周辺は、金沢文化を感じることができる「近江町市場」や「兼六園」、「金沢21世紀美術館」といった人気の観光地が多数あります。
2024年3月に北陸新幹線の金沢~敦賀間が開通してこれからさらに観光客の増加が期待されており、現在は「いしかわ応援旅行割」キャンペーンも相まってか、金沢駅は多くの観光客でにぎわっていました。
鼓門の前には、時期に応じたイベント情報などが大々的に掲げられており、この日は『ガルガンチュア音楽祭』の告知を目にしました。
レンタサイクル『まちのり』の手続きはカンタンで、 各所にあるポート の看板に使い方が明記されていますので、事前準備なしでもスムーズに利用できるかと思います。
とはいえ、初めての『まちのり』が不安な方もいるかと思いますので、利用方法などを知りたい方はつぎの記事をご覧ください。
それではさっそく『まちのり』に乗って出発!最初に向かうのは「近江町市場」です。
「金沢駅」から「近江町市場」までは約5分で到着します。
9:40 「近江町市場」は大盛況 旬な食材をぶらり食べ歩き
金沢の台所とも称される「近江町市場」は、金沢駅からとても近く、駅方面から向かって正面の「近江町市場 むさし口」の脇に駐輪場があります。
約300年の歴史を誇る近江町市場は地元の新鮮な食材をはじめ、北陸地方の海から直送される旬の食材も豊富に取り揃えられています。
金沢駅からも近いですし、お店にもよりますが朝9:00から営業しているところが多く「朝から金沢の海の幸を食べたい!」と思っている方にはピッタリの場所です。
この日は土曜日の午前中ということもあり市場は大盛況。一部の店舗はすでに行列をつくっていました。
今回は、「産地直送のお刺身」や「能登牛のねぎま」などを堪能しましたが、季節ごとに異なる地元の食材が登場するため、訪れるたびに新たな発見があります。
「近江町市場」に足を運ばれる方は、水・日曜日以外の9:00~11:00に行くのがおすすめ。
以前15:00ごろに行ったことがあるのですが、朝からとてもにぎわっているからか、多くのお店はほとんど品切れ状態でした。
人気の食材を食べたい方は、なるべく早い時間に行きましょう。
公式サイト には場内マップや店舗リストが掲載されているので、事前にチェックしてみてください。
住所 | 金沢市上近江町50 |
営業時間 | 9:00~17:00※ |
休業日 | おもに水曜日・日曜日※ |
「近江町市場」のつぎに向かうのは「ひがし茶屋街」。所要時間は約5分です。
10:40 「ひがし茶屋街」で歴史に浸りながらカフェで小休憩
金沢の伝統的な風情が色濃く残る「ひがし茶屋街」は、浅野川大橋を渡ったすぐのところです。
『まちのり』は橋を渡り川沿いを進むとみえてくる「東山観光駐輪場」に停めました。
混み合う時間でしたので駐輪場にはすでに多くの自転車があり、「ひがし茶屋街」のメイン通りでも多くの観光客を見かけました。
「ひがし茶屋街」は美しい写真スポットとしても人気があり、早朝は新郎新婦が写真撮影しているのをよく目にするほどキレイな街並みです。
この地区の建築様式と石畳の道をみると、大昔にタイムスリップしたような感覚になり、かつて芸者文化が栄えた時代の名残を感じることができます。
「ひがし茶屋街」には有名なお茶屋である国指定重要文化財の「志摩」や、リノベーションされたカフェやお土産屋さんが数多くあります。
今回は、二階席が吹き抜けになっている「茶房 素心」というカフェで、「ひがし茶屋街」のメイン通りを眺めながらホッと一息つきました。
多くのお店は10:00から開店していますが、「近江町市場」を10:00前に出ることができれば、そのまま「ひがし茶屋街」の活気あるメイン通りでいくつもあるお茶屋さんやお土産屋さんを巡ることができます。
お店の情報は ひがし茶屋街ポータルサイト をご覧ください。
住所 | 金沢市東山1丁目 |
営業時間 | 10:00~17:00※ |
休業日 | おもに火曜日・水曜日※ |
「ひがし茶屋街」のつぎに向かうのは「金沢城公園」。所要時間は約8分です。
「金沢城公園」手前の「紺屋坂(こんやざか)」は坂が急ですが、『まちのり』なら思った以上に楽に登ることができますので、電動アシストのパワーが実感できるはずです。
また、「紺屋坂」周辺には「箔一」の金箔ソフトクリームや、和菓子店、お土産屋さんが軒を連ねており、ここでもショッピングや食事を楽しむことができます。
11:50 「金沢城公園」の石川門前は桜の映えスポット
「金沢城公園」近くの駐輪場は、「紺屋坂」を上って左手に少し進んだ公共トイレ横に「兼六園 駐輪場」があります。
「金沢城公園」は、金沢城の遺構を中心に整備された広大な公園で、桜が咲くこの時期はとくに人通りが多く、重要文化財に指定されている「石川門」前の桜の連なりはとても美しいです。
「金沢城公園」では、明治時代の火事で焼失した加賀藩・金沢城の忠実に復元された建造物が見所。
「菱櫓(ひしやぐら)」や「五十間長屋(ごじっけんながや)」、「橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)」は、細部にわたる復元がなされており、当時のお城の雰囲気が伝わってきます。
現在立入禁止の「二の丸御殿」もこれから復元工事をする予定ですので、完成した際はまた足を運ぼうと思います。
金沢城公園では、季節に応じたイベントが多数あり、時期によっては夜間のライトアップも開催されています。
訪れる際は、 金沢城公園 で最新のイベント情報を確認してみてください。
住所 | 金沢市丸の内1-1 |
営業時間・料金 | ご利用案内 |
休業日 | 年中無休 |
「金沢城公園」のつぎは「兼六園」に向かいます。石川橋を渡るとすぐに「兼六園」に入園できますので、『まちのり』は「兼六園 駐輪場」に停めたままでOKです。
石川橋のほうから向かうと兼六園のすぐ脇に食事処や茶屋が連なっており、ここで昼食をとったり、ひと休みしたりすることができます。
「見城亭」などのいくつかの茶屋には二階席があり、ここから金沢城を見渡すと、石川橋からの景色とはまたひと味違った新鮮な眺めが体験できます。
13:00 「兼六園」は五感で自然・歴史を感じる場所
「兼六園」は日本三大名園のひとつ。「金沢といえば兼六園」と言われるほど有名な観光スポットで、約12ヘクタール、東京ドームの約2.4倍におよぶ広大な敷地を有した江戸時代中期に造られた庭園です。
四季折々の自然が美しいこの庭園には、大小さまざまな澄みきった池や流れる川、松の木が点在しており、4月のこの時期はあちらこちらに咲く桜を写真におさめようと多くの方が訪れます。
日中の桜はもちろん美しいのですが、夜間にはライトアップが開催され、日中とは違う幻想的な雰囲気を感じることができます。
桜の季節に訪れた際は、一度宿泊施設に戻ったあと、再び夜に訪れるのもおすすめです。
兼六園の桜景色が気になる方は、 Instagram も覗いてみてください!
また、冬季は雪吊りが見逃せません。
雪の重みから枝を守るために施された雪吊りは、独特の冬景色を作り出し、普段とは異なる一面を魅せてくれます。
「兼六園」は春の桜、夏の涼、秋の紅葉、冬の雪景色と、一年を通じて訪れる価値がありますので、いつ行かれてもその魅力が体感できるはずです。
今回は「内橋亭(うちはしてい)」で蕎麦を食べながら小休憩。「霞ヶ池(かすみがいけ)」と庭園を見晴らすことができる「内橋亭」はおすすめ撮影スポットです。
園内マップは 石川県金沢城・兼六園管理事務所 をご覧ください。
住所 | 金沢市兼六町1 |
営業時間・料金 | 開園時間・入園料等 |
休業日 | 年中無休 |
「兼六園」のつぎは「金沢21世紀美術館」に向かいます。「兼六園 駐輪場」からは1分で着きます。
14:40 「金沢21世紀美術館」で現代アートに触れ合う
現代アートを中心に展示する国際的にも注目される「金沢21世紀美術館」は、「兼六園」から道路を挟んだところにあり、『まちのり』は「まちのり 金沢21世紀美術館」に駐輪できます。
円形のユニークな建築デザインとアートが融合したこの美術館は、2004年に「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的に開設されました。
透明なガラス張りの壁がとても開放的な空間を作り出しており、内からも外からも美しい景色が一望できます。
そのなかでもとくに有名なのが、レアンドロ・エルリッヒ作の「スイミング・プール」。
この作品は、上から覗くと水の中に入っているように見えますが、実際には透明ガラスに深さ約10センチの水が張られているだけという錯覚を生み出しています。
現在は、2024年1月に起きた能登半島地震の影響で、有名な「スイミング・プール」の地上部・地下部への入場などが休止されていましたが、2024年6月21日には整備・修繕が終わり入場できるようです。
参考:令和6年能登半島地震に伴う美術館の対応について(3月21日現在) https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=61&d=429
館内一部の場所には入場できなかったものの、空が吹き抜けになっている「タレルの部屋」には入ることができ、青空をみながらベンチに座ってぼーっとした時間を過ごしました。
「タレルの部屋」の真四角の開口部から見上げたキレイな青空はなぜかずっとみていられて、時間感覚を忘れてしまうような不思議な空間でした。
他にも、親子で楽しめるワークショップなどは、アートを通じた教育や交流も体験できますので、家族連れで来ても子どもから大人まで楽しめるはずです。
住所 | 金沢市広坂1-2-1 |
営業時間・料金 | 来館のご案内 |
休業日(展覧会ゾーン) | 月曜日(休日の場合は翌平日) 年末年始 |
休業日(交流ゾーン) | 年末年始 |
「金沢21世紀美術館」のつぎは「長町武家屋敷跡」に向かいました。
所要時間は約5分です。
15:20 「長町武家屋敷跡」の野村家庭園は個人的にイチバン落ち着く
「香林坊にぎわい広場」に自転車を停めて、少し北に進むと「長町武家屋敷跡」の看板がみえてきます。
「長町武家屋敷跡」は、加賀藩時代の上流・中流階級藩士が居住していた場所。
かなり昔の建物にも関わらず保存状態の良いお屋敷が多く、石畳の道や土塀、門や庭が当時のままに保たれているため、歴史の重みを直に感じることができます。
今回はぜひ行ってもらいたい「武家屋敷跡 野村家」に行きました。
「武家屋敷跡 野村家」は、個人的にイチバン落ち着く庭園が魅力のお屋敷。
一日どれほどの方が訪れるのかわかりませんが、いつ行っても多くの方を見かける人気スポットです。
この時間はすでに提供が終了していましたが、二階の茶室では、お抹茶を飲みながら庭園を眺めることができるので、もし機会があればぜひ体験してみてください。
参考:武家屋敷跡 野村家_お抹茶のご提供について http://www.nomurake.com/letter/2023/04/01/647/
長町武家屋敷跡
住所 | 金沢市長町1丁目3-12-2 |
営業時間・料金 | 24時間・無料 |
武家屋敷跡 野村家
「長町武家屋敷跡」のつぎは「にし茶屋街」に向かいます。
所要時間は約5分です。
16:40 「にし茶屋街」はほかの茶屋街より静かで街なかに深くとけ込んでいる
「にし茶屋街」は、「ひがし茶屋街」、「主計町茶屋街」と並んで金沢市内に残る歴史的な茶屋街のひとつで、ほかの茶屋街より静かで街なかに深くとけ込んでいます。
『まちのり』は「にし茶屋街 観光駐輪場」に停めることができます。
「にし茶屋街」は約100mの通りのなかに老舗割烹、カフェ、お土産屋さんなどがお店を構えています。
「にし茶屋街」でおいしいご飯を食べたい方は、この通りの一角にある「和食ダイニング ばん莱」が一押し。
以前お昼に訪れた際は、価格以上の大満足の料理を振る舞ってもらいました。
また、大通りからイチバン奥の「甘納豆かわむら」は、いつも多くの方を見かけます。
一階には、「大納言甘納豆」や「白花美人」などの甘納豆が売られている甘納豆専門店、さらに店の奥には賞味期限がわずか6分のモナカが食べられる「mame ノマノマ」があり、小さい庭や蔵のなかで新感覚モナカが食べられます。
実際に蔵でこのモナカを味わうと、昔ながらの建築の中で現代のスイーツを食すという不思議な体験が待っています。
また、「にし茶屋街」から歩いて行ける距離に「妙立寺 (忍者寺)」や「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」などの見所スポットがありますので、この地域だけでも一日中過ごせるかと思います。
住所 | 金沢市野町2丁目25-18 |
営業時間 | 9:00~17:00※ |
「にし茶屋街」のつぎは「鈴木大拙館」に向かいます。
所要時間は約10分です。
17:00 「鈴木大拙館」は本当に美しい(この時間帯は人が少なくておすすめです)
「鈴木大拙館」は「兼六園」からの直線距離がとても近いにも関わらず、大通りから離れた狭い通りにちょこんとあるので、まるで隠れ家のように感じます。
駐輪場は建物横にあります。
「知り」、「学び」、「考える」ことで自身の心の変化をとらえて、以後の思索につなげていくことを基本方針に定めている「鈴木大拙館」は、日本の哲学者である鈴木大拙さんの思想を紹介する博物館です。
このときは、入館時間に間に合わなかったため、施設内に入ることはできませんでしたが、館外からでも撮影できる絶好の撮影スポットが存在します。
「水鏡の庭」は本当に美しく、この光景をぜひ目に焼き付けてください。
住所 | 金沢市本多町3-4-20 |
営業時間・料金 | 営業時間・入館料 |
休業日 | 毎週月曜日 |
今回は、このあと「尾山神社」と「玉泉院丸庭園」に行きましたが、この二カ所は「金沢城公園」の隣にありますので、本来であれば「金沢城公園」とセットで行くのがおすすめです。
「尾山神社」と「玉泉院丸庭園」は、夕方ならではの雰囲気についてお伝えしたいと思います。
「鈴木大拙館」から「尾山神社」までは約3分で行くことができます。
17:30 「尾山神社」はステンドグラスのギヤマンが鮮やか
「尾山神社」は国指定重要文化財で、「金沢城公園」からは「鼠多門(ねずみたもん)橋」を渡ってすぐのところにあります。
『まちのり』で行く場合は、「尾山神社」の脇に駐輪可能です。
とくに見所である「神門」は、明治8年(1875年)に建てられ、和風、漢風、洋風の三つの建築様式が融合されたデザインが特徴的。
美しいステンドグラスの「神門」は、夕暮れ時には、西日が当たって神々しい雰囲気があります。
昔はこの層に設置された御神灯が金沢の町を照らし出し、日本海を航行する船の目標ともなっていました。
「神門」の頭頂部には、日本最古の避雷針が設置されており、建物だけでなく周囲の地域の安全を守る役割も果たしてきました。
「兼六園」とともに金沢市の象徴的なスポットですので、歴史や建築に興味のある方にとって見逃せない名所です。
金沢を訪れた際にはぜひその目でステンドグラスの美しさをご覧になってください。
住所 | 金沢市尾山町11-1 |
休業日 | 年中無休 |
つぎの「玉泉院丸庭園」へは「尾山神社」の横道を抜けて「鼠多門橋(ねずみたもんばし)」を渡って歩いて行くことができます。
17:40 「玉泉院丸庭園」は心安らぐ松の木庭園
「玉泉院丸庭園」は、「金沢城公園」の一角にある心安らぐ日本庭園です。
加賀藩主・前田家によって造られ、365度どこからでも庭園を見渡すことができます。
この時間は営業が終了していますが、「玉泉庵」では畳の上でお抹茶・お菓子をいただきながら庭園を見晴らすことができます。
時期によっては 夜間開園 することがあり、ライトアップされた景色は昼間とは異なる神秘的な雰囲気を醸し出しています。
旅行のスケジュールが夜間開園の時期と重なったら、ぜひ夜に訪れてその眺望を体験してください。
「玉泉院丸庭園」
住所 | 金沢市丸の内3 |
営業時間 | ご利用案内 |
休業日 | 年中無休 |
「玉泉庵」
営業時間・料金 | 玉泉庵施設案内 |
休業日 | 年末年始 |
これですべてのスポットを巡り終えました。「尾山神社」の駐輪場から「金沢駅」に戻ります。
所要時間は約5分です。
18:10 「金沢駅」で『まちのり』を返却
スタート地点の「金沢駅」に戻ってきました。
夜ごはんは金沢駅にある「かなえきのちくわ」を訪問。
あっさりめの出汁にしっかりと味が染み込んだ手間暇かかったおでんを美味しくいただきました。
金沢の歴史的な美しさを体全体で感じながら、自転車で街を駆け巡るのは気持ちの良い体験でした。
各観光スポットを効率良く巡ることができたおかげで、時間をムダにすることなく金沢の魅力を再発見できました。
天候が優れた日は、ぜひ自転車を利用して、金沢を探索してみてください。
コースマップ
今回のコースマップはつぎのとおりです。(ポートや駐輪場の場所になります。)
移動時間
観光スポット~観光スポットの移動時間は まちのりの移動時間 をご覧ください 。
まとめ
今回訪れた場所は、私が何度も足を運んだお馴染みの観光スポットでした。
通常はGoogleマップなどで位置確認をするものですが、金沢市内の地図は頭に入っていたため、かなりスムーズに移動できていると思います。
金沢を初めて訪れる方にはやや速いペースに感じられるかもしれませんので、各地をゆっくりと探索したい方は、訪問する観光地の数を限定し、各スポットでの滞在時間に「+30分~1時間」の余裕を持たせることをおすすめします。
レンタサイクルで巡る最高の金沢旅の参考になればとても嬉しいです!
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